インクを混ぜて使うことができる「SURIMACCAインク」。
インクをランダムに置いて、マーブルに印刷することもできます。
今回は、強い発色のインク同士でマーブルするとどんな仕上がりになるのかを実験しました。

ランダムにインクを置く

早速印刷していきます。今回使用するインクはSURIMACCAインクの「ブラック」と「レッド」。どちらも発色が強いインクです。

印刷の際はしっかりと絵柄の上にインクが置いてあるか確認してから印刷しましょう。特にマーブルの場合はランダムにインクを置くのでうっかり一部インクが無く、絵柄が欠けてしまうミスが発生しやすいです。

さて今回の絵柄は錦鯉。良い錦鯉になるのでしょうか。どれどれ、、、

おお!綺麗な錦鯉になりました!それぞれの発色が際立ちます。
まだインク同士は混ざってない様子です。
これからあと2回ほど印刷したものがこちら。

左から、1回目、2回目、3回目といった順番です。3回目はかなりインクが混じって発色が鈍りました。
強いインク同士でマーブルをする場合は、すぐにインクが混ざって発色が変化するので、3回目くらいで一回版を洗った方がよさそうです。

版を洗う時の注意

綺麗な発色を保つためにこまめに版を洗う場合はしっかりと版を乾かしてから印刷作業に移りましょう。乾かし漏れがあった場合はこのような仕上がりになります。

にじんだり、ぼやけたり。
うーん、焦らずしっかり乾燥、大切です。

番外編 ラメラメインクでマーブルするとどうなるの?

さてSURIMACCAインクにはラメが入ったインク、「ゴールド」、「シルバー」、「カッパー」があります。これら3色をマーブルするとどうなるのでしょうか。気になります。さっそく実験してみましょう。

ランダムに3色を置いて、印刷していきます。
ラメラメインクはキラキラ光ってテンションアップ。

おお!錦鯉感は「ブラック」、「レッド」には劣りますがこちらはとってもゴージャスな仕上がり!かっこいい鯉が生まれました。

こちらも3回目くらいからインクが完全に混ざってそれぞれの発色とは異なります。しかしラメラメインク、3色混じってもかっこいい仕上がりに。
これはこれで面白い発色で良いですね◎

まとめ

・絵柄の上にしっかりインクが置いてあるか確認してから印刷する

・強いインク同士でマーブルする際は、インクにもよるが3回目くらいで
インクが混ざって単体の発色とだいぶ異なる

・こまめに版を洗う際は、しっかりと乾燥させることが大切

ランダムだからこそ出会える発色があるのがマーブルの魅力です。
ものづくりの秋、ぜひマーブルで遊んでみてはいかがでしょうか◎

今回の実験で使ったもの

SURIMACCAインク
こちら

SURIMACCAは、シルクスクリーンの製版サービスやオリジナルキットの開発のほか、シルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。『JAMLAB』ではリソグラフやシルクスクリーンを使った実験や遊び方を紹介しています。

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